【お勧め漫画】げんしけん
「オタク」という言葉はちょうどテレビドラマの「電車男」で爆発的に広がったかと思いますが、最近「腐女子」という言葉をよく耳にしませんか?
歴史に詳しかったり、戦国武将が好きな女子を「歴女」といったりしますよね。
「腐女子」とは、簡単に言えばボーイズラブ(BL)が好きな女子の事を指します。
彼女達は、基本的には二次元(アニメ・漫画)の男性キャラクター同士が、実は好き合ってて…みたいな妄想で楽しんだりしていますが、現実世界の男性同士でも彼女達の脳内ではBL展開が繰り広げられているのです。
例えば、
野球部員のピッチャーとキャッチャーのバッテリーだけでもBL展開にできますし、
双子の兄弟というだけでもBL展開にできます。(六子の男兄弟ならなお良し)
仲が良く、いつも2人で行動している男子高生など格好の的になるでしょうねw
しならない間にクラスの腐女子達はあなた達のことをBL展開にしているのですよw
前置きが長くなりましたね。
今回紹介する漫画は「オタク」や「腐女子」を徹底的に掘り下げて描いている…
「げんしけん」という漫画を紹介します!!
とある大学にある、「現代視覚文化研究会」略して「げんしけん」を中心にオタク・腐女子の生態や行動、思考がリアルに描かれています。
この漫画は月刊アフタヌーンで、2002年から連載開始、2016年11月に発売した21巻にて完結した漫画です。
割と最近ですねw
げんしけんとは、簡単にいうと「漫画サークル」や「アニメサークル」と同じで、
アニメや漫画、フィギュアなどの、現代における文化資料を保管し、それらの行く末を研究するサークルのことです。
(部屋にたむろってアニメの話をぐだぐだするサークルです。
物語は、主人公の「笹原 完士(ササハラ カンジ)」が大学に通い始めるところから始まります。
彼もオタクなので、アニメ研究部、漫画サークルなどに入ろうとしたが、同じ並びの中にげんしけんを見つけ、気になったので見学に行くことから、彼のオタク大学生ライフのスタートとなりました。
単行本では10巻からタイトルが変わり「げんしけん二代目」になっており、主人公が変わりますが、変わるといっても話の中心人物が変わるだけのことなので、笹原も出演したままではあります。
同人誌、夏コミ、コスプレ、ゲーム、フィギュア、ガンプラ
この漫画では、オタク文化の良さや深みなど、オタク腐女子視点と、そうでない人達との価値観の差も描かれており、それがこの漫画の面白みでもあります
オタクの彼氏(高坂)と、普通の彼女(春日部)とのカップルが出て来るのですが、
春日部は高坂の事が好きでたまらないのですが、高坂はどちらかと言うと、春日部よりゲームやアニメを優先しがちな彼氏です。少し天然も入っているので、春日部も高坂の行動にあたふたしております。
ちなみに高坂の就職先は…
高坂は格ゲーの大会とかで優勝するくらいゲームがうまいですw
この漫画にはゴールというものがありません。オタク達の大学生ライフをえがいていますので、これから大学でアニ研や漫研に入りたいと思ってる人はげんしけんをお勧めします。
文化部でも大学生ライフは十分満喫できる事間違いなし!